オクラは夏の暑さに強く、栄養豊富で夏野菜として人気です。
独特のネバネバは、ペクチンやガラクタン、アラバンなどの食物繊維に由来するものです。
とくにペクチンは、整腸作用があることで知られています。
ほかにも、オクラにはβカロテンやビタミンB1、ビタミンCなどが豊富に含まれています。
原産地
アフリカの北東部。
種まき時期
寒さに弱く、10℃以下で低温障害を起こします。地温が充分に上がってから蒔きましょう。
(発芽適温は25℃~30℃)。
植え場所
暑さを好み、多湿を嫌うので、日当たりのよい場所に植えます。
水はけの悪い場所では高畝にします。
収穫時期
7月~10月。
育て方のポイント
草勢が強すぎると実が硬くなりやすいので、1カ所に2本育てて草勢を適度に弱めます。
1枚の葉に1つずつ花を咲かせて実を付けます。
最初の花が咲いたら、花のすぐ下の葉を1枚残し、その下の葉はすべて切り落とします。
その後、実を収穫するごとに実のすぐ下の葉を切り落とします。
実が親指ほどの太さになったら収穫します。
五角オクラなら開花後3~5日、島オクラは開花後5~6日です。
遅れると実が硬くなり、食べれなくなってお蔵入りとならないように気を付けましょう(笑)。
以上です。